2012年9月8日土曜日

ニューヨーク旅行 2日目

NY旅行2日目。写真中心で。

前日は夜4時就寝でしたが、8時半に起きて行動開始。ただ共有のシャワーがなかなか空かなかったため準備に手惑い、宿を出たのは10時近くになっていました。

この日はまずマンハッタンの南端へ向かう。目的は、そう、自由の女神です。リバティアイランドに上陸するフェリーは料金も高いし、上陸の際にセキュリティを通らなければならない等、時間もかかるらしい。なので、近くにあるスタテン島というところとマンハッタンの間を往復している無料フェリーに乗って、ちょっと遠目ですが、自由の女神を見てきました。最接近時の距離で約1kmなんですが、十分よく見えるし、マンハッタンを海から見ることも出来たし、満足です。

フェリーから見たマンハッタン

自由の女神
(広角レンズで撮影したので小さく見えますが、実際はもっと大きく見えます。)

その後、歩いてワールドトレードセンターへ。ご存知の通り9.11の現場です。元々ワールドトレードセンターが建っていた場所はメモリアルとして、記念碑、噴水(滝?)のようなものが立てられているのですが、有料な上、長蛇の列が出来ていたので、メモリアルショップだけ立寄りました。ここでも9.11のニュース映像や被災者のインタビュー、ちょっとした展示等があります。 9.11メモリアルTシャツなども売っていますよ。、つくづくタフな国ですねアメリカは。
以下、写真。

NYの街並 その1

NYの街並 その2
再建設中のツインタワーが見えてきました。

ツインタワーの下から

レスキューのヘルメット

被災者の所持品

その後、地下鉄でセントラルパークの方へ移動し、パーク内を散歩。パーク内には一本大きな道が通っていてランナーやバイカーがひっきりなしに通っています。以下セントラルパークの様子。

メイン通り

野球だったり、バスケだったりのコートがありました。

こんな感じの岩が至る所にある。

クディッチ(ハリーポッターに出て来るスポーツで箒に乗ってプレーする)
を実際にプレーする人達。驚いて後々ググったら、IQAなる組織もあるらしい。
信じ難い。なぜ飛べないのに箒にまたがらねばならんのか。

NYの街並その3

その後、映画You've got mailに登場した有名なカフェ"Cafe Lalo"にてランチ。
以下、写真。

Cafe Lalo 外観

満席でした。なかなかいい雰囲気の店内ですね。

カフェアマレットとスモークサーモンサンドウィッチを頂きました。
美味かったです。$30ほどしましたが(笑)

夜は7時からラジオシティミュージックホールでZarkana (Cirque du Soleil)を観る予定だったので、そちらの方へ歩いて移動。
この日はたまたまブラジリアンフェスタがやっていたので、露店をのぞきながらのんびり移動。
時間に余裕があればMOMA(近代美術館)もと思っていたのですが、時間が足りませんでした。
以下、写真。Zarkanaは迫力があって良かったです。ちなみに自分が見たのがNYでの最終公演。
ただ、自分はブロードウェイのミュージカルの方が好きかな。

ブラジリアンフェスタ

ライブがやっていたり、楽器を持ち寄って道端でサンバを踊っていたりと活気に満ちていました。上半身裸で歩いている男が大勢いたんですが、
ブラジル人はなんであんなにマッチョなんでしょうか?

警備の騎馬警官のおじちゃん。
オモロ顔をサービスしてくれました。

ラジオシティミュージックホール

ミュージックホール内

夜はGo!GO!カレーにて。人生3度目のGO!GO!カレーをNYにて食す。ここは日本と同程度の値段でした。それにしてもNYは物価が高いですね。

GO!GO!カレー入り口
店内には日本人客が沢山いました。

To GOと間違えられて、プラスチックのボックスに入れられたチキンカレー
味は日本と同じでしたよ。

でその後は、またタイムズスクエアを散歩してから帰宅。
夜11時半頃のタイムズスクエア

で12時過ぎに宿に戻る。そこからは昨日のY君と阪大院生でサンフランシスコ近辺の大学に短期留学中のY2君、不動産関連の会社員で旅行中のT君と一緒に飲み。2時頃にT君がお腹が空いたというので、宿の近くのメキシカンへ。Y2君が朝6時半の飛行機なんで徹夜するとのことで、付き合って皆で色々話をしていました。なんで寝たのは5時頃ですが、色々な話が聞けて有意義でした。彼らとはFacebookでつながったので、また何かの機会に再会出来たら良いですな。

そんな感じで、2日目終了。3日目はUSオープンテニスを観に行きました。そちらはまた今度。

2012年9月7日金曜日

ニューヨーク旅行 1日目

先週末は月曜日がLabor Dayで休日だったため、2度目の3連休!(当然お盆休みなどはありません。)ということで、ニューヨークへ一人旅に行ってきました。

前回のワシントンDC旅行は、かなり無計画に歩き周っていましたが、ニューヨークは見たい所も沢山あるので、それなりに計画を立ててから出発。事前にGoogle mapでNY観光マップも作成して挑みました。

オーランド国際空港から約2時間半のフライトで、ニューヨークのラガーディア空港に到着。とりあえずホテルに荷物を預けたいので、空港からバスでホテルへと移動。しかし、ここでいきなり乗るバスを間違えてしまう。気付いた時には結構遠くまで来ていたので、バスの運転手に教えてもらって、バスを2本乗り継いだ後、やっと目的地に到着。30分ほどで到着する予定が、1時間半かかってしまいました。早くも計画が狂う。

ちなみに滞在したホテルはマンハッタンの外、クイーンズの西側にあるアストリアと呼ばれる場所にあります。正確にはホテルではなく、ある有名な日本人専用のホステル。一泊30ドルとリーズナブルです。ホテルでチェックインを済ませ、すぐに地下鉄でマンハッタンへ。バスも地下鉄もMetro Cardというチャージ可能なプリペイドカードを使って支払いが出来ます。空港で買えるので先に買っておきましょう。バスと地下鉄共にどこまで行っても一回$2.25ドルです。(一応2時間以内だか時間制限はあるみたいですが)

ホテルにチェックインし荷物を預けた後、まずは地下鉄でブロードウェイに移動。Barrymore劇場にて、ミュージカルChaplinを鑑賞しました。思っていたより箱が小さくて、席がステージから近く、演者さんの表情もはっきりと分かりました。台詞を聞き取れるかちょっと心配でしたが、そこはやはりプロの俳優さん達、台詞でも歌でもクリアな発音だったので、そこそこ聞き取れました。Chaplinは始まったばかりで、まだプレビューなのですが、笑いあり感動ありで面白かったです。何よりも俳優さん達の演技に圧倒されて、最後は自然と涙が出てきてしまいました。NYに来たらブロードウェイのミュージカルは絶対見た方が良いと思います。英語が全部理解出来なくても十分楽しめるはず。オペラ座の怪人、マンマミーヤやシカゴ等の有名どころは、映画で予習することも出来ますしね。

Barrymore劇場

ミュージカル鑑賞後は、観光をしながら歩いて移動。まずはタイムズスクエアへ。観光客も含めて沢山の人で賑わっていました。ここには、色々なコスチュームを着たパフォーマーがいます。一番多かったのはスパイダーマンやアイアンマンですが、コスチュームも市販のものっぽかったし、何か芸があるわけでもなく、汗もかかず、顔も隠して恥もかかず、楽して儲けようなんて虫が良すぎます。下の写真のおじいちゃんなんかは好感がもてますね。同じ宿に泊まっていた人に聞いたのですが、ネイキッド・カウボーイという超有名なパフォーマーがいるそうです。ググったら、ホームページもありました。残念ながら、今回は出会えませんでした。

タイムズスクエア

パフォーマーのおじいちゃん(?)

その後は、ロックフェラーセンターやセントパトリック大聖堂、国連本部、クライスラ-ビルなどを見ながら、散歩を楽しむ。以下、写真。

ロックフェラーセンター

ロックフェラーさんの言葉が刻まれた記念碑。
ロックフェラーさんのことは大富豪ってことぐらいしか知りません。

その近くにあった像

 
セントパトリック大聖堂
残念ながら、外装は修復工事中のようで足場が組まれていました。

セントパトリック大聖堂の中。
荘厳な雰囲気に圧倒されます、と言いたいところですが観光客が多くてそんな雰囲気ではない。
建物自体は素晴らしけど。

セントパトリック大聖堂内のステンドグラス

グランドセントラル・ステーション

グランドセントラル・ステーションのアップルストアは有名ですよね。

国連本部
通常は加盟国の国旗が揚げられているはずですが、休日は降ろされるのか。

クライスラービル

そして、日没付近の時間を見計らってエンパイアステートビルへ。ここからの夜景は見ておかなければならんでしょう。86階の展望台に登るのに25ドル。追加でチケットを買えば、もっと上までいけるみたいですが、86階で十分だと思います。3連休ということもあってか混んでいて、登るまでに1時間かかってしまいました。夜景は文句なしに今まで見てきた夜景の中で一番綺麗でした。ただ、次に見るショーの時間が迫っていたので、5分程度夜景を楽しんだ後すぐに降りる。以下、写真。

日没後のエンパイアステートビル(展望台から降りてきた後に撮影)
何パターンかライトアップのバリエーションがあるようですが、これはセンスが無いと思う。

エントランスホール

美しい夜景

 その後、夕食のために一風堂へ。かなり繁盛しているようで、20分ほど待たされました。受付の時は基本的に英語で話していたのですが、席に案内されるときに突然 ”1名様ご来店でーす!”との掛け声。席に座った後に接客してくれたのは外人さんだったのですが、日本語で接客してくれました。ただ、急に日本語で話しかけられても、こっちは英語がくるのを予想しているのと、アクセントに癖があるので何を言っているのかよく分からず、英語で返してしまいました。ちょっと悪いことをしたかな。なので、店員さんたちの日本語の実力は不明です。
 そしてメニューを見て驚いた!高い! ラーメンは$15オーバー。また、日本には無いお洒落なサイドメニューも色々とあって、ラーメンを食べていないお客さんもいました。内装も高級感がある。
 自分はビールと白丸をオーダー。チップ込みで約$25でした。。。ラーメンの味のほうはというと、日本と全く同じでした。ちなみにKIRINなどの日本製ビールは、FDAの規制の関係で、日本で買うものと若干材料が違うんだそうな。ただ、味の違いはよくわかりません。

IPPUDO入り口

店内の様子。やはりアジア人が比較的多い。

ラーメンのメニュー。高いよ。

美味しくいただきました。

そして、観光初日の締めはゴリさんに教えてもらった、Fuerza Brutaというショーを見に行きました。オフィシャルサイトを見てもらうとよくわかりますが、前衛的でパワフルなショー。実際に見るともっと凄いです。PM10時からのショーだったんですが、終了後はDJが盛り上げて暫くクラブのような状態。とてもNYらしいショーで、楽しめました。そして終わったのがPM11:30 頃。ふらふら散歩しながら、地下鉄で宿に帰って着いたのは12時半頃でした。ちなみにNYの治安はとてもよく、12時過ぎに地下鉄に乗っても全然危険な雰囲気はありませんでした。今まで、ワシントンDC、マイアミ、アトランタなどに行きましたが、その中で一番治安は良いと思います。(もっとも先に挙げた3都市は治安が悪いことで有名ですが。)

Fuerza Brutaが上演されているDarylroth Theatre

Fuerza Brutaの1シーン

でホステル到着後は、同じ宿に泊まっていた2人と3時半頃までホステルのダイニングで飲み。この日一緒に飲んでいたのは、京大で博士号をとった後、ワシントンDCの研究所で生物学の研究をしているというY君(歳は1個下)と、大学4年で就職活動も終わり一人旅中のI君。Y君にはやたらと博士号をとることを勧められました。日本の基礎教育(高校、大学前半まで)のレベルは依然として高いですが、大学院に行ってからの教育は日本とは方針も違うし、レベルも高いようですね。こちらでは、西と東の大学が切磋琢磨して非常にレベルが高く、且つ実用的な研究をしているんだとか。Y君はこっちで働きながらそんなことを強く感じているようです。後、日本ではあまり博士号は重視されていませんが、こちらではDrはしっかりとした権威を持っています。自分が学生の時はそこまで考えられてなかったな。若い間はなるべく広い世界に触れて、選択肢を増やさなくてはなりませんね。まあそんなこんなで、いろんな話をしていたら結局寝たのは4時頃でした。

こんな感じで1日目は大充実にて終了。2日目はまた今度。

2012年8月29日水曜日

Washington DC

さて先々週末の話ですが、ワシントンDCに行ってきました。今更ですが書き残しておきます。

土日だけだとさすがに時間が無いかと思い、金曜の夜に出発。オーランド国際空港(MCO)までは車で40分程度。駐車場は$10/day。(ターミナルに近い駐車場は$17/dayなので注意。)ちなみに、Lynxというバスを使えば片道たったの$2なんですが、日曜の夜はPM9:30空港発が最終のようで、乗れない可能性が高かったので車で行きました。

オーランドからワシントンDC(Ronald Reagan Washington National Airport)までは、約2時間。8:15分発の飛行機で、ほぼ定刻通り10:30頃に到着。Airportからダウンタウン付近に確保したホテルまではMetroで移動。所要時間は20分程度だったか。同僚曰く、ワシントンDCのメトロは安全・清潔らしいです。もちろん日本と比べては駄目ですが。
この日はホテルに着いてすぐ寝ました。

メトロの券売機
(+,-ポタンを使って、購入したい額に数字を合わせてからお金を入れる。)

メトロ構内はかなり暗いです。(これは明るく写ってます)

ワシントンDCは、ホワイトハウスや連邦議会などの政府機関、および、スミソニアン博物館群、さらにワシントン記念棟などの記念碑類など、見所は沢山ありますが、全てモールといわれる公園付近に集中しています。2km × 4km四方くらいでしょうか。なので、歩いても十分まわれます。歩くのがしんどいなら、バスも走ってますし、一日10ドル程度で自転車を借りたりすることも出来ます。自転車は無人のステーションが街中に沢山あり、どこから乗っても、どこに返してもOK。ただし、1回30分以上乗ってると追加料金がかかるようです。
ちなみにワシントンはNorthwest, Northeast, Southwest, Southeastの4地域に分けられるようで、モールがあるのはNorthwest。Northwestの治安は良いようですが、その他の地域の治安は非常に悪いようです。観光で行くことは無いでしょうが、下手に近づかないほうが良いようです。

さてさて2日間使ってワシントンDCを歩いて観光。色々と周りましたが、その一部を写真で紹介。写真以外には、インディアン博物館、スパイ博物館、アメリカンアート美術館、チャイナタウン、ベトナム戦争メモリアル、などを見て周りました。その他には造幣局の見学ツアー、議会図書館、ホロコースト博物館(ナチスドイツのユダヤ人大量虐殺に関する博物館)などにも行きたかったのですが、時間の関係で今回は断念。(自転車を使って効率的に移動してれば、見て周れたかもしれない。)

おなじみホワイトハウス。
やはり屋上には銃を持った人達がおりました。

第2次世界大戦メモリアルから撮った、ワシントン記念塔。
本当は中に入って、塔に登れるようなのですが、昨年あったM5.9の地震のせいで、一部破損し、現在修復中。東海岸側は地震が滅多に無いから、M5.9程度でも大慌てらしい。

スミソニアン自然史博物館
スミソニアン博物館群は無料ですが、内容は非常に充実しています。
特にこの自然史博物館と航空宇宙博物館は必見。
本当にじっくり見て回ったら、この自然史博物館だけで半日つぶれると思います。
それぐらい大規模な博物館です。

スミソニアン航空宇宙博物館
内容は素晴らしいんですが、当然全て英語なので途中でしんどくなってきました。

連邦議会議事堂

 リンカーン記念碑
思っていたよりでかい。これがおさめられている建物もまたでかい。

マーティンルーサーキングJr記念碑
豪快にでかい。

オールドポストオフィス

ワシントンDCらしい通りの名前。

ワシントン名物クラブケーキ
Legal Seafoodにて。ちょっと高かったですが、美味かったです。


 日本から贈られた灯籠らしい。

結構ぎりぎりで航空券を購入したこともあり、帰りの飛行機はアトランタで乗り換えるものしか買えなかったのですが、これが最悪の結果を招くことに。ワシントンDCーアトランタ間の飛行機が送れ、乗る予定だったオーランド行きの飛行機に乗れず。実はもし乗れなくても、その後に2便あるから乗れるだろうと行く前は思っていたのですが、実際掛け合ってみるとオーバーブッキング状態でとても乗れなさそうだとのこと。スタンバイ(キャンセル待ち)にしてもらって、ゲートで待ったのですが2便とも結局乗れず。一緒に待っていたおばさんが、係員と掛け合ってくれたのですが、定員以上は乗れるはずが無いんでやっぱし駄目。

係員によれば翌朝の便で帰るしかないとのこと。がーん!そもそも飛行機が遅れたり、オーバーブッキングしてんのが悪いんだろうがと言っても駄目。ホテルの予約はしてもらえるみたいですが、宿泊費までは出せないらしい。しかも、下手に空港の外に出て翌朝乗り遅れたら面倒だから、空港に泊った方が良いと言われる。がーん!でもお金ももったいないし、結局、空港に泊まることにしました。気休め程度ですが、$10の食事券はもらえました。

実際、同じように空港に泊まっている人は沢山いて、各ゲートに4、5人くらいいたでしょうか。空港内は明るいですし、掃除やら、自販機の商品補充やら朝まで誰かしら人がいるので、危ないってことは無いんですが、うるさいのと明るいのと、冷房効き過ぎで寒いのとであまり眠れませんでした。社長や同僚に出社が遅れる旨をメールした後、とりあえず目を閉じて朝を待つ。

翌朝ゲートに行くと昨日一緒に待っていたおばちゃんがいたので、挨拶をしにいったんですが、昨日の夜、俺にブランケットを渡すために探しまわってくれてたんだとか。(おばちゃん自身はホテルに宿泊)お礼を言うことぐらいしか出来ませんでしたが、とても良い人でした。感謝です。
8:30発の飛行機に乗り、10:15頃にオーランド着、車で自宅ホテルまでダッシュ、服だけ着替えて急いで会社へ、結局着いたのは11:15頃。社長も含め、みんな大変だったなーと笑って許してくれましたが、いやしんどかった。