2012年9月7日金曜日

ニューヨーク旅行 1日目

先週末は月曜日がLabor Dayで休日だったため、2度目の3連休!(当然お盆休みなどはありません。)ということで、ニューヨークへ一人旅に行ってきました。

前回のワシントンDC旅行は、かなり無計画に歩き周っていましたが、ニューヨークは見たい所も沢山あるので、それなりに計画を立ててから出発。事前にGoogle mapでNY観光マップも作成して挑みました。

オーランド国際空港から約2時間半のフライトで、ニューヨークのラガーディア空港に到着。とりあえずホテルに荷物を預けたいので、空港からバスでホテルへと移動。しかし、ここでいきなり乗るバスを間違えてしまう。気付いた時には結構遠くまで来ていたので、バスの運転手に教えてもらって、バスを2本乗り継いだ後、やっと目的地に到着。30分ほどで到着する予定が、1時間半かかってしまいました。早くも計画が狂う。

ちなみに滞在したホテルはマンハッタンの外、クイーンズの西側にあるアストリアと呼ばれる場所にあります。正確にはホテルではなく、ある有名な日本人専用のホステル。一泊30ドルとリーズナブルです。ホテルでチェックインを済ませ、すぐに地下鉄でマンハッタンへ。バスも地下鉄もMetro Cardというチャージ可能なプリペイドカードを使って支払いが出来ます。空港で買えるので先に買っておきましょう。バスと地下鉄共にどこまで行っても一回$2.25ドルです。(一応2時間以内だか時間制限はあるみたいですが)

ホテルにチェックインし荷物を預けた後、まずは地下鉄でブロードウェイに移動。Barrymore劇場にて、ミュージカルChaplinを鑑賞しました。思っていたより箱が小さくて、席がステージから近く、演者さんの表情もはっきりと分かりました。台詞を聞き取れるかちょっと心配でしたが、そこはやはりプロの俳優さん達、台詞でも歌でもクリアな発音だったので、そこそこ聞き取れました。Chaplinは始まったばかりで、まだプレビューなのですが、笑いあり感動ありで面白かったです。何よりも俳優さん達の演技に圧倒されて、最後は自然と涙が出てきてしまいました。NYに来たらブロードウェイのミュージカルは絶対見た方が良いと思います。英語が全部理解出来なくても十分楽しめるはず。オペラ座の怪人、マンマミーヤやシカゴ等の有名どころは、映画で予習することも出来ますしね。

Barrymore劇場

ミュージカル鑑賞後は、観光をしながら歩いて移動。まずはタイムズスクエアへ。観光客も含めて沢山の人で賑わっていました。ここには、色々なコスチュームを着たパフォーマーがいます。一番多かったのはスパイダーマンやアイアンマンですが、コスチュームも市販のものっぽかったし、何か芸があるわけでもなく、汗もかかず、顔も隠して恥もかかず、楽して儲けようなんて虫が良すぎます。下の写真のおじいちゃんなんかは好感がもてますね。同じ宿に泊まっていた人に聞いたのですが、ネイキッド・カウボーイという超有名なパフォーマーがいるそうです。ググったら、ホームページもありました。残念ながら、今回は出会えませんでした。

タイムズスクエア

パフォーマーのおじいちゃん(?)

その後は、ロックフェラーセンターやセントパトリック大聖堂、国連本部、クライスラ-ビルなどを見ながら、散歩を楽しむ。以下、写真。

ロックフェラーセンター

ロックフェラーさんの言葉が刻まれた記念碑。
ロックフェラーさんのことは大富豪ってことぐらいしか知りません。

その近くにあった像

 
セントパトリック大聖堂
残念ながら、外装は修復工事中のようで足場が組まれていました。

セントパトリック大聖堂の中。
荘厳な雰囲気に圧倒されます、と言いたいところですが観光客が多くてそんな雰囲気ではない。
建物自体は素晴らしけど。

セントパトリック大聖堂内のステンドグラス

グランドセントラル・ステーション

グランドセントラル・ステーションのアップルストアは有名ですよね。

国連本部
通常は加盟国の国旗が揚げられているはずですが、休日は降ろされるのか。

クライスラービル

そして、日没付近の時間を見計らってエンパイアステートビルへ。ここからの夜景は見ておかなければならんでしょう。86階の展望台に登るのに25ドル。追加でチケットを買えば、もっと上までいけるみたいですが、86階で十分だと思います。3連休ということもあってか混んでいて、登るまでに1時間かかってしまいました。夜景は文句なしに今まで見てきた夜景の中で一番綺麗でした。ただ、次に見るショーの時間が迫っていたので、5分程度夜景を楽しんだ後すぐに降りる。以下、写真。

日没後のエンパイアステートビル(展望台から降りてきた後に撮影)
何パターンかライトアップのバリエーションがあるようですが、これはセンスが無いと思う。

エントランスホール

美しい夜景

 その後、夕食のために一風堂へ。かなり繁盛しているようで、20分ほど待たされました。受付の時は基本的に英語で話していたのですが、席に案内されるときに突然 ”1名様ご来店でーす!”との掛け声。席に座った後に接客してくれたのは外人さんだったのですが、日本語で接客してくれました。ただ、急に日本語で話しかけられても、こっちは英語がくるのを予想しているのと、アクセントに癖があるので何を言っているのかよく分からず、英語で返してしまいました。ちょっと悪いことをしたかな。なので、店員さんたちの日本語の実力は不明です。
 そしてメニューを見て驚いた!高い! ラーメンは$15オーバー。また、日本には無いお洒落なサイドメニューも色々とあって、ラーメンを食べていないお客さんもいました。内装も高級感がある。
 自分はビールと白丸をオーダー。チップ込みで約$25でした。。。ラーメンの味のほうはというと、日本と全く同じでした。ちなみにKIRINなどの日本製ビールは、FDAの規制の関係で、日本で買うものと若干材料が違うんだそうな。ただ、味の違いはよくわかりません。

IPPUDO入り口

店内の様子。やはりアジア人が比較的多い。

ラーメンのメニュー。高いよ。

美味しくいただきました。

そして、観光初日の締めはゴリさんに教えてもらった、Fuerza Brutaというショーを見に行きました。オフィシャルサイトを見てもらうとよくわかりますが、前衛的でパワフルなショー。実際に見るともっと凄いです。PM10時からのショーだったんですが、終了後はDJが盛り上げて暫くクラブのような状態。とてもNYらしいショーで、楽しめました。そして終わったのがPM11:30 頃。ふらふら散歩しながら、地下鉄で宿に帰って着いたのは12時半頃でした。ちなみにNYの治安はとてもよく、12時過ぎに地下鉄に乗っても全然危険な雰囲気はありませんでした。今まで、ワシントンDC、マイアミ、アトランタなどに行きましたが、その中で一番治安は良いと思います。(もっとも先に挙げた3都市は治安が悪いことで有名ですが。)

Fuerza Brutaが上演されているDarylroth Theatre

Fuerza Brutaの1シーン

でホステル到着後は、同じ宿に泊まっていた2人と3時半頃までホステルのダイニングで飲み。この日一緒に飲んでいたのは、京大で博士号をとった後、ワシントンDCの研究所で生物学の研究をしているというY君(歳は1個下)と、大学4年で就職活動も終わり一人旅中のI君。Y君にはやたらと博士号をとることを勧められました。日本の基礎教育(高校、大学前半まで)のレベルは依然として高いですが、大学院に行ってからの教育は日本とは方針も違うし、レベルも高いようですね。こちらでは、西と東の大学が切磋琢磨して非常にレベルが高く、且つ実用的な研究をしているんだとか。Y君はこっちで働きながらそんなことを強く感じているようです。後、日本ではあまり博士号は重視されていませんが、こちらではDrはしっかりとした権威を持っています。自分が学生の時はそこまで考えられてなかったな。若い間はなるべく広い世界に触れて、選択肢を増やさなくてはなりませんね。まあそんなこんなで、いろんな話をしていたら結局寝たのは4時頃でした。

こんな感じで1日目は大充実にて終了。2日目はまた今度。

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