2012年4月23日月曜日

St.Augusitine

4/22(日)はオーランドから北東へ車で1時間半ほど行ったところにある、
St.Augustine (セント・オーガスティン)という街へ行ってきました。

ここはアメリカ最古の街と言われている場所です。
というのも昔々、スペインやフランス、イギリスなどの商船は、
メキシコ湾流に乗りフロリダ沿岸を通って母国に帰るというルートをとっていたそうです。
で、その拠点としてスペインが1565年に植民地化した場所らしい。
重要な拠点だったらしく、列国の間で覇権争いが続いたそうで、
スペイン、イギリス、またスペインと渡り、1821年にアメリカの領土になったそうです。
というわけで、スペイン風の町並みが今も残っているエキゾチックな街なのです。

 Visitor Center
この近くの無料駐車場に車を停める。

 $20ほど払えば、この不思議な乗り物で街を案内してもらえる。
ただ半日くらいあれば歩いて周れるぐらいの街です。
自分は歩いて周りました。

 アメリカ最古の木造教室らしい。
建物上部の窓を見ると・・・

女性のマネキンが・・・
そしてスピーカーで”子供達、学校の時間よ〜”という音声が繰り返し流されている。
折角の歴史的建物なのに、雰囲気台無し。チープなアトラクションみたいだ。
建物の中を見るには$5必要。気持ちが萎えてしまって、今回は入らず。 

 このような町並みが続きます。いい雰囲気です!

 地元?のアーティストが集う通り。
油絵が$20くらいから売っていました。(ただし、キャンバス地のみの裸売り)
なかなか綺麗な絵も売ってたので、日本に帰る間際に買って帰ろうかと思う。

 こんな趣のある教会もあったり

ライトナー博物館。
シカゴの億万長者ライトナーさんのコレクションが展示されてます。
元々はホテルだった建物らしいです。
こういった、ヨーロッパ風のホテルがいくつかありました。

 馬車も走ってましたよ。

アメリカ最古の家。一度焼失して、1710年に建て直されたものらしいです。
コキーナストーンという貝殻と珊瑚の破片でできた岩で作られているらしい。
見学は有料ですが、ガイドさんがついて中を案内してもらえます。
なぜか自分以外に人がいなくて、1対1で案内してもらいました。 
300年建ってるわりには結構綺麗で驚きましたが、
日時計が庭にあったり、随所に歴史を感じさせるものがあります。
中にある家具は当時使われていた物ではないらしいですが、
同年代のアンティークものなんだとか。
一階は建築当時のスペイン風の家具、
2階は19世紀にイギリス人が使っていた雰囲気に似せた家具を置いている。
・・・と言っていたと思う。



カフェで一息。

チーズケーキとコーヒーで一服。

植民地争いから街を守るために建てられた要塞"Castillo de San Marcos"
ただアメリカ領となってからも、戦争に利用されていたらしいです。
19世紀、白人とセミノール・インディアンとが対立し、
3度に及ぶ戦争が起こったらしいのですが、
砦は捕虜のインディアン達を収容するのに使われたとのこと。

兵士の仮眠所。Creepy! 

 これは違いますが、牢屋だった部屋などもやはりあります。
何か変なものは写っていないでしょうか?

海に向けて大砲が並んでいます。
きれいな景色だなーと見ていましたが、
まさにこの場所で殺し合いが行われていたと思うと恐ろしいですね。 
それに比べれば平和な時代に生きているということに、感謝せねばなりません。

 実際に使われていた大砲たち。

アメリカ最古の家でも言っていた、コキーナストーン。
この要塞もコキーナで出来ています。

スペイン兵の衣装を着たガイドさん。なぜか皆さんぽっちゃり系。
時間が合わず見られませんでしたが、大砲や銃の実演もあったりするらしいです。

スペイン兵の装備はこんな感じです。
当時の鉄砲の打ち方を説明したビデオも流されており、なかなか面白かった。

違う国に来たかのような雰囲気で、とても面白い場所でした。
本物のスペインにも行ってみたいですなー。

2 件のコメント:

  1. 初めて訪問しました。昔、オーランドに住んでいた事があり、懐かしく読んでいました。
    駐在生活楽しんで下さいね!

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  2. ありがとうございます!人も気候も穏やかで、フロリダは住みやすいですね。(これから嫌というほど暑くなるのだと思いますが。)今後もフロリダ生活を満喫したいと思っています。

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